#4 乾燥とシルク
「ちゃんと保湿しているのに、夕方になると肌がつっぱる」
「粉をふいたみたいになる」
「指先の割れが乾燥のバロメーター」
この何年間、本当によく聞いてきた声です。
化粧水も、美容液も、クリームも。
決して手を抜いているわけじゃない。
それなのに、肌はどこか落ち着かない。
実はこの違和感、“塗るもの”の問題ではないのです。
一日中「何に触れているか」を覚えている肌は、朝晩に使う化粧品よりも、
一日の大半、触れているものの影響を強く受けている、ということなのです。
下着
インナー
パジャマ
枕カバー
毛布
肌かけ
寝ている間に触れる布
それらが
・蒸れやすい
・乾きやすい
・静電気を起こしやすい
そんな素材だったら、
どんなに良い化粧品を使っても、
肌はずっと小さなストレスを受け続けます。
年齢とともに「肌が正直になる」
若い頃は平気だった素材が、
ある日突然つらくなる。
それは、肌が弱くなったからではありません。
ごまかしがきかなくなっただけ。
体も肌も、
「もう無理はやめて」と
静かにサインを出しているのだと思います。
シルクは、肌を“守る”というより“邪魔をしない”
シルクは、
肌を劇的に変える魔法の素材ではありません。
でも、
余分な刺激を与えない 必要なうるおいを奪わない 肌のリズムを乱さない
そして、薬と違って即効性はなくとも毎日繰り返し触れることで摩擦により、肌は間違いなく美しく整う。
だから
「何かを足した」実感より先に、
「そういえば、楽かもしれない」
という感覚がやってきます。
生きてきた今の今、もっと早く知りたかった。シルクの存在。
そのように言われることが多いです。
「もっと早く、素材に目を向ければよかった」
「塗ることばかり考えていました」
「薬に頼っていました。」
ヒトは本来自分で治す力を兼ね備えている。
シルクはそっとお手伝いしてくれます。
肌は、一生つき合うもの。
だからこそ、
一番近くにあるものから、
少しだけ見直してみてもいいのかもしれません。


